2006-01-01から1年間の記事一覧

Googleが神の住処からYouTubeコミュニティのある地上に降り立つとき

News CorpによるMySpace.com買収ニュース。そのニュースを同僚や、大企業の幹部に伝えようとした時、興奮でろれつがよく回らず、その意義をうまく伝えられなかったのは2005年7月。そして、Mountain ViewにあるGoogleキャンパス(Google本社)を訪問し、天才…

日米Tagging比較-Google Trendsの場合-

サイボウズの秋元さんのブログや、サトウマサヒコさんのエントリでもふれられている、今週発表されたGoogle Trendsがちょっと注目されているようだ。はてなブックマークでもちょっと盛り上がった。英語圏のソーシャルブックマークの雄、del.icio.usでも同様…

浅い技術、深い技術と教育・IT産業、そしてより深い技術

今日は日記モード、しばらく前に、計算機科学の研究者としても有名なある若い技術者の方と夕食をご一緒する機会があった。その時聞いたこと、思ったことを備忘録として書こうと思う。この方は複数の重要な問題提起をされていた。 「深い技術」と「浅い技術」…

I’m using this!とThis is mine!

子どもを育てていると、今まで気づかなかったことによく遭遇する。合衆国で育てていると、ますますそうだ。よく、Preschool(日本の保育園に相当)に通う自分の子どもが、友達や兄弟との共有おもちゃの取り合いの過程で、こんな主張をする。 This is mine! …

「日本人」の特異性の一つ

梅田望夫さんのウェブ進化論は、結構、日本人や合衆国在住の人々の心理描写は結構さらっとしているとはいえ、「日本人はもっと(問題解決の取り組みに対し)楽観的であってほしい」という、メッセージが伝わってくる気がする。日本人は権威を含めて誰かがす…

「ウェブ進化論」を読んで泣きました

イスタブリッシュメントすなわちネットの「こちら側」と、「あちら側」に二股をかけている自分には、この本は痛すぎる。梅田さんの「ウェブ進化論」を読んで泣きました、だなんて、泣いている暇あったら、とっとと自分の道を邁進せよ、とも思うのだが、これ…

Web屋とSI屋論

id:naoya さんのエントリ、似たようなことをやってるけど実は違うことをやってる人たちを読んで、まず心和んだ。 id:naoya さんの思考の時間感覚が心地よい。 さて、本題。このエントリは、梅田さんのWeb進化論パネルディスカッションでの、時代の変化のスピ…

The Wisdom of Crowds関係で

http://japan.cnet.com/interview/story/0,2000050154,20096134,00.htm?tag=blogger.ranking見つけたRichard MacManusがインタビュアーの記事。かのdigg.com。あ、最近O'Reillyのサイトが誰かのソースを盗んで使っていたとかなんとかいう、クレームがdigg.co…

エンロンの公開電子メールアーカイブのWeb2.0-的利用

す、すごい。あるニュースをみていて、目の覚めるようなサイトをみつけた。http://www.enronemail.com/エンロン事件をご存じない方は少ないだろうが、捜査を担当していたFERCという機関が、エンロンの捜査時に収集した電子メールの一部を公開した。http://ww…